ウイルスチェイサーというアンチウイルスソフトで チェックした場合にTrojan.DapetonやTrojan.Diskfil に感染していると認識されることがあります。 これはウイルスチェイサーの誤認であって 実際には感染はしていません。 御心配なら他のアンチウイルスソフトで チェックしてみてください。
インストーラをつけているソフトにおいて コントロールパネルからアンインストールをしようとしても、 エラーが生じて「既に削除されている可能性がある」 と表示されることがあります。 そのときは、一度上書きでインストールし直してみてください。 正常にアンインストールができるようになります。
インストーラなし版をご利用ください。
初期のWindows95でIE4.0以上がインストールされていない場合に 起こる可能性があるようです。 IE4.0以上にアップデートすれば動くようになるかもしれませんが、 それでもだめな場合にはWindows自体をバージョンアップするしか 今のところ方法はありません。
GhostscriptとGSviewをインストールすれば EPSファイルを画面に表示できるようになります。 インストール方法はトニイさんによる TeX インストールガイドなどを参照してください。
これはGSviewのメニューの[Media]で指定されている 紙のサイズ(通常はA4)をはみ出しているためです。 メニューの[Options]の中にあるEPS Clipというところに チェックを入れてから開き直してください。 紙のサイズを無視してEPSファイルの本来の 大きさで表示してくれます。
詳しい方法はTeXについての本を参照してください。
例えば、
\documentclass{jarticle}
\usepackage{graphicx}
\begin{document}
\begin{figure}
\includegraphics[width=13cm,height=10cm]{sample.eps}
\caption{Sample}
\end{figure}
\end{document}
のようにしてみてください。 widthとheightを変えることによって拡大縮小することができます。 Package graphics Error: No driver specified. というエラーが出る場合には\usepackage の部分を\usepackage[dvips]{graphicx} と変更してみてください。
dvioutの設定を変更する必要があります。 まず、dvioutのメニューの[Option]-[Setup Parameters] を選んでください。 DVIOUTのプロパティが出てくるので[Graphic]のタブをクリックしてください。 GIF:という項目をBMP(full color)やBMP(256 colors)などに変更して Saveを押してください。 詳しくはdvioutのヘルプでパラメータの-GIF: の部分を参照してください。
これはdvipdfmがGhostscriptを使って
EPSからPDFに変換するときにA4の紙のサイズを
はみ出してしまうためです。
以下のように設定を変更する必要があります。
(よくわからなければdvipdfmを
最新のものにするだけでもいいです。)
角藤版のTeXなら普通
C:\usr\local\share\texmf\dvipdfm
というフォルダのなかに
config というファイルがあると思います。
それをエディタで開いて18行目が
D "gswin32c -q -dNOPAUSE -dBATCH -sPAPERSIZE=a4 ...
などとなっていたら
D "gswin32c -q -dNOPAUSE -dBATCH -sPAPERSIZE=ledger ...
に変更してセーブしてください。
これは出力されるEPSファイルに プレビュー用の画像イメージが含まれていないためです。 EPS形式のファイルにはプレビュー用の画像イメージという 粗い完成予想図がつけられていることがあります。 WordやExcelなどの多くのソフトは画面に表示する際には、 PostScriptの命令を直接解釈する代わりに、 この画像イメージを表示し代用します。 しかし、TeXに貼り付けるという目的では全く無用ですし、 形式によっては巨大なファイルになってしまうので、 拙作ソフトによる出力にはプレビュー用の画像イメージを付けていません。 そのため他のソフトで表示しようとしてもうまく行かない ということになります。
どうしてもプレビュー用の画像イメージを付けたい場合は GSview さえあれば簡単にできます。 まず、出力されたEPSファイルをGSviewで開いてください。 それからメニューの [Edit]-[Add EPS Preview] を選択してください。 いくつかの形式が選べますので 表示させたいソフトが対応しているものを選んでください。 形式によっては ファイルサイズが巨大になることがあるので注意してください。
Ghostscriptの日本語化が正しくなされていない 可能性があります。 トニイさんによる TeX インストールガイドなどを参照して、 GhostscriptとGSviewのインストールを確認してください。
また、WordやExcelに貼り付けた場合にも日本語が 文字化けすることがあります。 これはWordやExcelがPostScriptの日本語拡張に対応していないのが 原因です。どうしようもありません。
一部の日本語のみ文字化けする場合にはそれが機種依存文字である 可能性があります。機種依存文字とはパソコンによって 表示され方が違う文字のことで、 他の人とファイルのやりとりをする場合には それを使わないことが強く推奨されています。
dvipsk: Font Ryumin-Light-90ms-RKSJ-H used in the file foo.eps is not in the mapping file. などのように表示されることがあります。 これはEPS-drawが出力したEPSファイル内においては 日本語がShift-JISで符号化されているのに対して dvipskではJISで符号化することを前提としているためです。 しかし、JISとShift-JISの両方のフォントが使える環境では 何の問題もありません。 そうでない場合やどうしても気になる場合には dvipsk -SJIS sample.dvi のようにオプションをつけて全体をShift-JISで統一するか、 EPS-drawのメニューの「設定(O)」-「その他(O)」で 「日本語のJIS符号化」 にチェックを入れて全体をJISに統一すれば解決します。
そのようにして作成したPDFをAdobe Readerで読み込むと 「フォントに指定されたエンコーディング(CMap)が壊れています。」 と出て正常に表示されないことがあります。 古いバージョンのEPS-drawで日本語を含むEPSファイルを作成した 場合に起こるようです。 対処方法としては、新しいバージョンのEPS-drawでEPSファイルを 作成し直せば大丈夫です。 もし、EPSファイルしか残っていないなら、 そのEPSファイルをエディタで開き、 「RKSJ」という文字列をすべて「90ms-RKSJ」に置換してください。 さらに、PDFのみしか残っていないという場合には、 そのPDFをGhostscript付属のps2pdf14.batで処理してみてください。
LaTeX2eとPSfragによってEPS-drawで書いた文字列 を置き換えるという方法があります。 詳しくはTeXについての本を参照してください。
例えば、EPS-drawでEPSファイル中にbibunとsekibun という文字列を書いたとします。 このとき、明朝体とゴシック体以外のフォントを使ってください。 次に、TeXのファイルとして
\documentclass{jarticle}
\usepackage[dvips]{graphicx,psfrag}
\begin{document}
\psfrag{bibun}{$\frac{df(x)}{dx}$}
\psfrag{sekibun}{$\int_a^b f(x)dx$}
\includegraphics{test.eps}
\end{document}
のようなものを作成します。 それからdviファイルを生成し、 dvipskでPostScriptファイルに変換すれば bibunとsekibunの文字列が設定したものに置き換わります。 dvioutでPSfragを利用したい場合には dvioutのヘルプを参照してください。
これらが有効であるためには拡張子epsがGSviewなどのビューアと 関連付けられている必要があります。 拡張子epsのファイルをダブルクリックしてもそれが表示されない場合には GSviewをインストールしてみてください。 ちなみに、\命令コード表自体はEPS-draw本体と同じフォルダにある PS-symbol.epsです。
図形や文字を回転させると、 画面上では色が出なくて線がかすれたり、 変な色が混じり文字が汚れたりしてしまうことがあります。 あくまでも画面上だけの問題であって、 EPSファイルではちゃんと描かれます。
これは処理速度のため、 領域内部と外部の判定を甘くしているからです。 常識的な多角形なら問題ないと思いますが、 中に穴の開いたような領域では穴まで塗りつぶされてしまいます。 あくまでも画面上だけの問題であって、 EPSファイルではちゃんと描かれます。
できません。ただし、 拙作のEPS-mergを使うと2つのEPSファイルを合成することができるので、 それで済む場合もあります。
これはJPEGやPNGなどの画像形式がもともとデータ圧縮された形式で あるのに対して、 EPSファイルには無圧縮のビットマップで書き込んでいるためです。
対策としては画質と相談しながら 色の階調や解像度を落とすという方法や 圧縮オプションを使うという方法があります。
解像度を変更したりDCT圧縮を使えばファイルのサイズが小さくなる代わりに 画像が劣化します。その度合いはパラメーターで調節できます。
それ以外の場合でも一見すると劣化しているように見えるときがあります。 これは画面表示の時の縮尺や解像度などの問題でそう見えるためで、 画像データとしてはほとんど劣化していません。 イメージ補間のオプションを使うとこのような効果を軽減することができます。
これはJPEGのカラー情報がCMYKで与えられているときに 起こる可能性があります。 色空間のCMYKとRGBには完全な対応はないのであきらめてください。
これはEPS-convがスクリプト言語で開発されている ということが根本的な原因ですので、 これ以上高速にするのは他言語への移植しかありません。 現状ではとても困難です。
大きい画像ほど時間がかかるので、 画像を縮小してから変換してみてください。
これはEPS-mergが合成を行う際に両方のEPSファイルについている プレビュー用の画像イメージを取り除いているからです。 また、合成後のEPSファイルにも含まれていません。 プレビュー用の画像イメージについては 上の質問 を参照してください。
PostScriptは不透明な色で描かれるので、 OHPのように合成することはできません。